大橋悠依は準決勝敗退「やれることはやった」東京金の200M個人メドレーでまさか 初出場の松本も敗退

[ 2024年8月3日 04:44 ]

パリ五輪第8日 競泳 女子200メートル個人メドレー準決勝 ( 2024年8月2日    ラデファンス・アリーナ )

大橋悠依(AP)
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 競泳の女子200メートル個人メドレー準決勝が行われ、21年東京五輪2冠の大橋悠依(28=イトマン東進)は1組で2分10秒94の6位で全体12位となり、決勝へ進めなかった。五輪初出場の松本信歩(22=東京ドーム)も2組で2分11秒85の8位となり全体14位で敗退となった。

 1レーンでスタートした大橋は予選よりもタイムを上げたが、2分10秒94の6位。全体では12位となり、まさかの準決勝敗退で連覇には届かなかった。

 レース後のインタビューで「あんまりタイムが上がらなくて。ちょっと悔しいですけど、この雰囲気を楽しむことができた。心の底から楽しむことができた。後半思ったより重くて。でもやれることはやった。苦しいことの方が多かったけど、ここまでたどり着くことができて、自分が選んだ道を誇らしく思う」とコメントした。

 大橋は午前中の予選を2分11秒70の全体14位で通過。2分11秒67で全体13位通過の松本を下回っていた。緊張はしなかったというが、「最後の自由形で様子を見てしまった。結構余裕を持っていったので、タイムを見て(通過が)危ないかと思った」と振り返っていた。

 東京で日本女子夏季五輪史上初となる2冠を達成した大橋は22年、日本競泳女子初のプロスイマーに転向。しかし、同年のブダペスト世界選手権では200メートル個人メドレーで準決勝敗退、昨年の福岡世界選手権も6位に終わった。今年3月の代表選考会でも400メートル個人メドレーは4位で代表権を逃したが、200メートル個人メドレーでは優勝してパリ切符を獲得。17年に自身がマークした2分7秒91の日本記録更新を目標に据えていた。

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