錦富士の28歳誕生日祝い!伊勢ケ浜部屋の関取7人が全員白星「みんなで勝ってみんなの懸賞金を…」

[ 2024年7月22日 20:14 ]

大相撲名古屋場所9日目 ( 2024年7月22日    愛知・ドルフィンズアリーナ )

<大相撲名古屋場所・8日目>錦富士を寄り切りに破る美ノ海(撮影・井垣 忠夫)
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 東前頭17枚目の錦富士(28=伊勢ケ浜部屋)が十両・大翔鵬(29=追手風部屋)を下して4勝目を挙げた。

 前ミツ狙いの立ち合いから、浅くのぞかせた右の差し手を抜いて左でいなして崩して押し出し。最後は「ここで落ちたらしょうがないと思って出るしかなかった」と、相手のはたきで前に倒れ込みながら体を預けて勝負を決めた。

 この日は28歳の誕生日。「全然気にしてなかった。昨日は誕生日なこと忘れて普通に寝たので、朝起きたらめっちゃLINE来てて“何かやらかした?”って思った(笑)」。場所中と重なるため、他の人と比べてどうしても忘れられがちと感じている。「場所休み(に誕生日を迎える人)の方がもっと盛大なので、その分損しているのかな(笑)」

 場所中でも、部屋の関取衆はもちろん忘れてはいない。8日目の途中出場から2連勝とした十両・尊富士(25)は「今日は錦富士関の生誕祭なので、そのために勝ちました」と同郷・青森県出身の兄弟子への想いをアピール。同学年同期の幕内・翠富士(27)は「みんなで勝ってみんなの懸賞金をあげようかって話だった」と部屋一丸の考えを明かした。その言葉どおり、錦富士本人を含め伊勢ケ浜部屋の関取7人(伯桜鵬、尊富士、錦富士、宝富士、翠富士、熱海富士、照ノ富士)は見事に白星をそろえ、盛大に祝った。

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