体操・宮田が所属する順大「出場あり得ると考えていた」にネット「気持ち分かる」「甘すぎる」

[ 2024年7月22日 11:20 ]

 体操女子で19歳の宮田笙子が飲酒と喫煙を認めてパリ五輪代表を辞退した問題で、所属先の順大が「出場あり得ると考えていた」とする声明を発表したことについて、ネット上でさまざまな意見が出ている。

 順大は、19日付で公式ホームページに発表した声明で「常習性のない喫煙であれば、本人の真摯(しんし)な反省を前提に十分な教育指導をした上で、(五輪に)出場することもあり得ると考えていた。辞退という結果には、本人が負う社会的ペナルティーの重さへの懸念から、誠に残念な思い」と異論を唱えた。

 大学側は18日夜に行った事情聴取で「友人宅で喫煙したことがあるとの事実は認めた」としつつ、日本協会が行動規範違反などを重く見た判断には「教育的配慮の点から」懸念を表明。「五輪出場という大きなストレスを抱えていたとしても、行為自体は認められるものではない」とも指摘し「指導に至らない点があったことは事実で猛省する。再起に向けて全面的に指導およびサポートをしていく」との方針も示した。

 この声明にインターネット上では「大学の気持ち分かる」「たしかに処分が厳しすぎる」「出場させてあげてほしい」と肯定する声がある一方、「規律違反なだけでなく法律違反ですよね、順大さん」「これ見逃すならなら高校野球児の飲酒や喫煙も同じってことですか」「順大だと、大目にみるんですね」「指導する側のただの言い訳」「甘すぎませんか」「本当に常習性はないんですか?」などの声が上がっている。

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