渡辺雄太 今季後半“個人的な理由”で欠場していた理由とは…「メンタル的なことで休みをもらっていた」

[ 2024年4月20日 10:43 ]

今季途中から古巣グリズリーズでプレーした渡辺雄太(AP)
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 NBAで6季目のシーズンを終えた渡辺雄太(29)が20日、自身のインスタグラムでライブ配信をした。古巣グリズリーズ移籍後に欠場が続いていた理由を明かした。

 今季は2年契約を結んだサンズでシーズンをスタートしたが、出場機会を伸ばせず、現地時間2月8日にサンズから古巣グリズリーズにトレード移籍した渡辺。しかし3月4日から右手首の負傷で欠場。その後は「個人的な理由で」コートに立たず、22試合連続欠場で今季を終えた。

 渡辺は「メンタル的なことでお休みをもらってました」と欠場していた理由を明かした。

 古巣復帰戦となった現地時間2月12日(日本時間13日)本拠地ペリカンズ戦で古巣復帰後初出場。途中出場で得意の3ポイント(P)シュートを含む今季最多タイの11得点をマークした。 チームは最大25点リードを許して、勝つことはできなかった。しかし渡辺が出場した第4Qには5点差まで詰め寄って手応えを感じていた。

 しかし次の試合の前にコーチに「ユウタ、この試合出ないよ」と言われて大きなショックを受けた。出番なく試合を終えてホテルに戻ると、「引くくらいワーっと泣いて。体中の水分が全部出たんじゃないかというくらい泣いた」と言う。

 体に異変が起きたのはその後だった。「とにかく楽しもうと」練習で汗を流し、次の試合で出番が巡ってきたが、「コートに出た瞬間、体に力が入らなくなって。体の筋肉が硬直する。全身に重りをつけているみたいな。なんだこれと思って」。オールスターのブレークが明けても、症状は改善せず。手首の負傷もあって、そのままシーズン終了となった。

 「メンタル的なことだったので、皆さんに言いたくなかったというか公にするのは嫌だった」と説明した。

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