竹田麗央が66で急浮上！地元・熊本でツアー初Vへ　14日で震災から8年「元気づけられるプレーを」

女子ゴルフツアー　KKT杯バンテリン・レディース第2日 （ 2024年4月13日    熊本県・熊本空港CC＝6518ヤード、パー72 ）

＜KKT杯バンテリンレディス2日目＞2番、ティーショットを放つ竹田（撮影・岡田　丈靖）
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　41位から出た、竹田麗央（20＝ヤマエグループHD）が8バーディー、2ボギーの66をマークし、通算5アンダーの暫定3位に浮上した。

　この日は“裏街道”と呼ばれるインからのスタート。15、16番で連続バーディーを奪うなど前半は3つスコアを伸ばして折り返した。後半も1、2番で連続バーディーと幸先よくスタート。7番パー4では、残り90ヤードから30センチにつけてバーディーを奪うなどアイアインショットが冴え渡り、「きのうはセカンドの距離感が合っていなくてチャンスについていなかった。距離が出てオーバー気味だったので、きょうはちょっと抑えて打ちました」と話した。

　14日で熊本地震から8年を迎える。熊本県合志市出身の竹田は、中学1年生の時に被災。当時はこの大会にボランティアとして参加するための準備をしていたといい、「凄い怖かったのを覚えています」と振り返る。

　今季はここまでトップ10入り4度。3度最終日を最終組で迎えながら、勝利には届かなかった。地元で悲願の初優勝へ。「震災で苦労された方とかもたくさんいらっしゃるので、少しでも元気づけられるプレーができたらなと思います」と力を込めた。