【Wリーグ】富士通 16季ぶりVへ一丸で先勝 チーム最多15得点&7アシスト町田「気を抜くことなく」

[ 2024年4月13日 19:51 ]

Wリーグプレーオフ ( 2024年4月13日    東京・武蔵野の森スポーツプラザ )

<富士通・デンソー>第2Q、士気を高める富士通の選手たち(撮影・中村 和也)
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 2戦先勝方式の決勝第1戦が行われ、07~08年シーズン以来16季ぶり2度目の優勝を狙う富士通(レギュラーシーズン1位)が初優勝を目指すデンソー(同2位)に64―57で先勝した。

 接戦を制した。前半を36―32で折り返し、後半にかけても流れを渡さなかった。町田瑠唯(31)、林咲希(29)、主将の宮沢夕貴(30)がいずれも2桁得点で奮闘。最大の武器である3ポイント(P)シュートの成功率が17・6%と振るわない中でチームの地力を示した。

 14得点の林咲は3Pシュートについて「もうちょっと打てたと思う。迷ってしまった」と反省しつつ「ドライブで、みんながアグレッシブにいってくれたので、私もしっかりアタックしようという気持ちになった」とオフェンスへの手応えを口にした。

 チーム最多の15得点、7アシストの活躍を見せた町田は「シュートが入らない時間帯があったが、ディフェンスで我慢できた」と振り返った。2季前のトヨタ自動車との決勝では2連敗で涙をのんだ。「1戦目に勝ったチームが乗りやすいし、気持ちの面でも大事」。7日の準決勝第2戦ではシャンソン化粧品に最大19点差から逆転負けを喫しており「どれだけリードしていても気を抜くことなく最後までやる」と気持ちを高めた。第2戦は14日に行われる。

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