松山英樹 50位で予選通過に険しい表情「難しかった」首位とは12打差

[ 2024年4月13日 09:46 ]

米子ゴルフツアー マスターズ第2日 ( 2024年4月12日    米ジョージア州 オーガスタナショナルGC=7555ヤード、パー72 )

18番グリーン、アプローチショットを放つ松山英樹(AP)
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 68位から出た21年大会覇者の松山英樹(32=LEXUS)は3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの74と伸ばせず、通算6オーバーでカットラインぎりぎりの50位タイで予選を通過した。ブライソン・デシャンボー(30=米国)、マックス・ホーマ(33=米国)、スコッティー・シェフラー(27=米国)の3人が通算6アンダーで首位に並んだ。

 薄氷の予選通過となった。午後スタートの組は強風が舞う中でのラウンド。巻き返しを期した中で74とスコアを落とす形となって「難しかったですね」と、険しい表情で振り返った。

 最終18番に試練が待っていた。通算4オーバーで迎えた最終18番パー4。第1打が左の木に当たって真下に落ち、300ヤード超を残した。3Wで残り76ヤード地点まで運んだものの、これを乗せられず。続くアプローチも寄せきれずにダブルボギーフィニッシュとなった。「ピンポジション的にフェアウエーに置いていればと思っていたけど、残念な結果になりましたね」。後半は17番まで粘りのゴルフでパーを並べていただけに、悔しい上がりとなった。

 午後7時過ぎにホールアウト後、誰もいない練習場で球を転がした。「頑張ります」と松山。トップとの差は12打差に広がり、3年ぶり2度目の優勝は厳しい状況に追い込まれたのは事実。ただしトップ10圏内までは7打差だ。まずは上位浮上を目指し、ムービングデーを戦う。

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