松山英樹 70で34位浮上も笑顔なし「やってはいけないミスも」

[ 2024年4月7日 04:00 ]

米男子ゴルフツアー テキサス・オープン第2日 ( 2024年4月5日    テキサス州TPCサンアントニオ=7438ヤード、パー72 )

最終9番でティーショットを放つ松山英樹
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 80位から出た松山英樹(32=LEXUS)が4バーディー、2ボギーの70とスコアを伸ばし、通算1アンダーの34位に順位を上げた。首位と10打差。30位から出た久常涼(21=SBSホールディングス)は2バーディー、4ボギーの74で通算1オーバーとし、63位で決勝ラウンドに進んだ。

 予選通過圏外から出た松山が70にまとめる地力を見せ、34位に浮上して決勝へと進んだ。それでも表情に満足感はなく「良いところと悪いところの差がなかなか埋まらない。やってはいけないミスも出ている」と振り返った。

 2ボギー先行から盛り返してのこの日2アンダー。6番で2メートルに寄せてバーディーを奪うなど、アイアンショットは復調傾向だった。しかし最終9番パー4で、フェアウエーからの第2打がピンを大きく越えるミス。グリーン奥のラフからロブショットで寄せてパーをセーブしたが、「最後のミスで全部なくなった」と悔しがった。

 次週は2度目の制覇を狙うメジャー初戦、マスターズ。「何かいいものがつかめるようにしたい」。練習場へと向かい、一心不乱に打ち込む姿があった。

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