浅香山親方は故郷の九州場所担当 実質5期目の八角体制で新理事に 優勝5回、特急も走る知名度フル活用

[ 2024年3月27日 18:46 ]

浅香山親方
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 日本相撲協会は27日、大阪市内で理事会と年寄総会を開き、実質5期目に入った八角理事長(元横綱・北勝海)による新体制での職務を決め、新理事の浅香山親方(元大関・魁皇)は九州場所担当部長に起用された。

 審判部長の高田川親方(元関脇・安芸乃島)、危機管理部長やコンプライアンス部長に任命された勝ノ浦親方(元幕内・起利錦)ら新理事はその後会見し、浅香山親方は「地元とはいえ、なかなか九州は(観客動員が)厳しいと聞いている。色んなところへ足を運んで宣伝していく」と意気込みを語った。

 九州場所は、15日間大入りが出た24日千秋楽の春場所などと違い、大入りの出にくい会場として知られる。福岡県直方市出身で優勝5回、白鵬(現宮城野親方)に抜かれるまで歴代最多1047勝の通算勝利を誇った、また01年に運行を開始したJR九州の特急「かいおう」の命名の由来でもあった知名度をフル活用していく。

 また高田川親方は「土俵のより一層の充実、全体の発展の力になれると思う」、勝ノ浦親方は「任期中、協会の発展に力を尽くしたい。基本的に私の仕事は忙しくならない方がいい。責任感を持って職務に当たりたい」と抱負を述べた。

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