元学生横綱・阿武剋が4連勝で勝ち越し！まわし引けば自信　9日目は若隆景と全勝対決

大相撲初場所8日目 （ 2024年1月21日    東京・両国国技館 ）

＜初場所8日目＞北勝丸（右）を攻める阿武剋（撮影・久冨木　修）　
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　一昨年の学生横綱で東幕下8枚目の阿武剋（23＝阿武松部屋）が北勝丸（24＝八角部屋）を下して4戦全勝で勝ち越しを決めた。

　左四つがっぷりから力強く寄り切り。「いつも通り先にまわしを引いて先に攻めようと思った。自分がまわしを取って相手に取らせないようにしたかった」とがっぷりになったことを反省した。

　3番相撲では、3場所ぶりに復帰してきた幕内経験者の伯桜鵬（20＝宮城野部屋）に快勝。「先にまわしを引ければ勝てる自信あった」と、幕下15枚目格付け出しデビューから2場所目で堂々の強さを見せていた。

　5番相撲では、9日目に全勝同士で西幕下筆頭の若隆景（29＝荒汐部屋）戦が組まれた。幕下優勝に近づく大一番。“令和の怪物”を破った元学生横綱が、今度は幕内優勝経験者に挑戦する。