【高校ラグビー】大分東明12トライで圧倒 フィジー出身のセニビツが躍動「楽しかったです」

[ 2023年12月31日 06:30 ]

第103回全国高校ラグビー2回戦   大分東明74ー0仙台育英 ( 2023年12月30日    花園ラグビー場 )

<仙台育英・大分東明>後半、中央にトライを決める大分東明・村上(撮影・北條 貴史)
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 雄大なフットワークで花園のグラウンドを駆け上がった。1メートル94、105キロの大分東明セニビツが力強さを発揮したのは、14点リードの前半11分。自陣22メートル付近の右サイドでボールを受けると、追いすがる相手をハンドオフしてトライ。「緊張しました。楽しかったです」とつたない日本語で笑みを浮かべた。チームも初のBシードで迎えた大会初戦で12トライと快勝した。 大会公式サイト「HANAZONO LIVE」

 兄はフィジー元代表で15年、19年のラグビーW杯に出場したペゼリ・ヤト。コロナ禍の影響で昨年の6月に来日した。高校・中学レベルの「日本語検定4級」に合格し、チームメートとは一緒に風呂に入って“裸の付き合い”を重ねてきた。

 1日の茗渓学園戦では4度目の出場で、初の16強入りを狙う。

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