再入幕の琴勝峰が10月に第1子誕生「モチベーションができた」妻の故郷で九州場所十両Vの原動力に

ぶつかり稽古で琴進（左）に胸を出す琴勝峰（撮影・前川　晋作）
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　大相撲の幕内・琴勝峰（24）が31日、千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋で年内最後の稽古を行った。

　前日は関脇・琴ノ若（26）と15番取ったが、この日は相撲は取らず。右四つに組む立ち合いの確認や一丁押し、ぶつかり稽古で汗を流した。

　九州場所で十両優勝を果たし、初場所（来年1月14日初日、東京・両国国技館）は2場所ぶりの幕内復帰。勝ち越しを目標に掲げ「新年明けてスイッチ入れて仕上げていきたい」と気合を込めた。

　また、10月24日に第1子となる男児が誕生したことも明かした。妻の実家が福岡で里帰り出産だったため、九州場所の前後には何度か面会。家族の存在が、十両優勝の原動力になった。冬巡業後から帰ってきて家族3人での生活を本格的にスタート。「モチベーションができた」と幕内の土俵に復帰する来場所以降へ、気持ちをさらに高めた。