ランビエル・コーチ 6度目日本一の宇野昌磨をねぎらい「彼は美しい芸術者で美しい心を持っている」

[ 2023年12月23日 21:31 ]

フィギュアスケート全日本選手権第3日 ( 2023年12月23日    長野市ビッグハット )

<全日本フィギュア第3日>優勝し胴上げされる宇野昌磨(撮影・小海途 良幹)
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 男子フリーが行われ、世界選手権王者でショートプログラム(SP)首位の宇野昌磨(26=トヨタ自動車)がフリー2位の193・35点を出し、合計298・04点で2連覇を達成した。歴代2位となる通算6度目の頂点で、来年3月の世界選手権(モントリオール)代表に内定した。

 フリーでは冒頭の4回転ループで着氷が乱れたがその後は4回転フリップや連続ジャンプを決めるなど、大きなミスなくまとめる貫禄の滑りを披露。演技後は笑顔で“セーフ”のポーズを繰り返し、ステファン・ランビエル・コーチと抱き合った。

 優勝を見届けたランビエル・コーチは「感動した。彼はアスリートだけでなく美しい芸術者で美しい心を持っている」と称賛。演技前は「最初の1アクション、エレガントにいくように」と言葉をかけたそうで、演技後には「我々はバッテリーが切れていた。ただハッピーだった」と振り返った。

 3月に行われる世界選手権では3連覇に挑む。同コーチは「目標、何を達成すべきかは分かっている。それについてはまだ話していない」と語っていた。

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