本田真凜　大学ラストイヤーに涙の舞　フリー進出逃すも「スッキリした気持ち。悔いも何一つない」

フィギュアスケート全日本選手権第2日 （ 2023年12月22日    長野市ビッグハット ）

女子SPの演技を終えて感極まる本田真凜（撮影・小海途　良幹）
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　女子ショートプログラム（SP）が行われ、史上10人目の3連覇を目指す坂本花織（23＝シスメックス）が78・78点で首位発進した。15歳の島田麻央（木下アカデミー）は7位。2位は山下真瑚（20＝中京大）、3位は千葉百音（18＝木下アカデミー）となった。23日は男子フリーが行われる。

　16年世界ジュニア女王で9年連続出場の本田真凜は44.42点で最下位の28位。2年連続で上位24人のフリーに進めなかった。右骨盤を痛めた中で強行出場し、回転不足ながら3回転サルコーを着氷。「スッキリした気持ち。悔いも何一つない」と万感の涙を流した。

　明大4年で大学ラストイヤー。今後については「お答えできることは今の時点でない」と話すにとどめた。