【リーグワン】BL東京が東京SGとの“府中ダービー”制し開幕2連勝　3万1953人来場で連日記録更新

ラグビーリーグワン1部第2節   BL東京26―19東京SG （ 2023年12月17日    東京・味の素スタジアム ）

＜東京SG・BL東京＞前半、（左から）ディアンズ、ボールを持って突っ込むケイン、止めるリーチ、コルビ（撮影・篠原岳夫）
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　東京都府中市を拠点とするチーム同士による伝統の一戦、“府中ダービー”はBL東京が東京SGを26―19で制し、開幕2連勝とした。ニュージーランド（NZ）代表SOリッチー・モウンガ（29）が3ゴール6得点。同じくNZ代表フランカーのシャノン・フリゼル（29）はトライを奪って貢献した。東京SGは今季初黒星を喫し、1勝1敗となった。

　BL東京はPGで先制こそ許したが、0―3の前半11分にWTB桑山淳生のトライで逆転。同22分にはモウンガの華麗なキックパスを日本代表WTBジョネ・ナイカブラが捕球し、自らキックを駆使する個人技でインゴールへ。プロップ木村星南もトライを奪うなど、19―13で折り返した。

　後半11分にPGで3点を返されたが、19―16の同17分に敵陣右ゴール前でフェーズを重ねてからフリゼルがトライ。最後は7点差まで詰め寄られたが、リードを守り抜いた。

　この日は、前日16日の横浜―トヨタ戦（神奈川・日産スタジアム）で記録したレギュラーシーズン最多3万1312人を更新する3万1953人が来場。また、東京SGのディレクター・オブ・ラグビーで、来月1日に日本代表ヘッドコーチに就任するエディー・ジョーンズ氏が関係者席から見守った。