宇野昌磨　GPファイナル切符獲得へ「自分自身に興味がある。どうなるか見たい」

NHK杯へと意気込む（後列左から）森口、壷井、鍵山、宇野、小松原尊（前列左から）長岡、三原、樋口、青木、小松原美里
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　フィギュアスケートのグランプリ（GP）シリーズ第6戦NHK杯が、きょう24日に大阪・東和薬品ラクタブドームで開幕する。23日には大阪市内で日本勢の公式会見が行われ、男子で世界選手権2連覇中の宇野昌磨（25＝トヨタ自動車）は「期待に応えられるように全力を尽くしたい」と決意を込めた。

　準優勝だった第4戦中国杯後には、試合でのモチベーションに苦慮していることを明かしていた。GP通算10勝目の懸かる今大会は2位以上で12月のファイナル（中国）切符を獲得。「練習してきたものがどう試合で表れるのか。自分自身に興味がある。どうなるか見たい」と率直な思いを口にした。

　また、北京五輪銀メダルの鍵山優真（20＝オリエンタルバイオ・中京大）は優勝でファイナル出場が確定。「ノーミスで満足のいく演技を」と意気込んだ。


　≪樋口が3回転半　フリーで挑戦へ≫　女子の樋口は大技トリプルアクセル（3回転半）を再び投入することを明かした。公式練習で何度も挑戦。今季はまだ試合で跳んでいないが「フリーで挑戦したい。今大会から（構成に）入れていきたい」と口にした。昨季途中からの休養を経て今季から復帰し、GPシリーズ第3戦フランス大会は5位。GPファイナル進出の可能性を残している。