【ラグビーW杯】南アが連覇達成 SOポラードが全12得点 追加招集からキック成功率100%の偉業

[ 2023年10月29日 07:33 ]

ラグビーW杯フランス大会決勝   南アフリカ12―11ニュージーランド ( 2023年10月28日    サンドニ )

連覇を達成し喜ぶポラードら南アフリカの選手たち(ロイター)

 過去3度の優勝を誇るライバル同士の決勝は、世界ランキング1位の南アフリカが同2位のニュージーランドを12―11で下し、大会2連覇を達成した。W杯の2連覇は、11年、15年大会を制したニュージーランドに続き、史上2例目の快挙。4度目の優勝は単独最多となり、名実ともに世界の頂点に立った。 試合結果(速報)

 南アフリカは全12得点をSOハンドレ・ポラードがPGで挙げた。3大会連続のW杯出場となったポラードは、前回19年大会では得点王に輝いたものの、今大会はケガの影響で当初登録メンバーに選ばれず。それでも負傷離脱したフッカーのマルコム・マークスに代わって追加招集されると、1次リーグのトンガ戦から4試合連続で出場。ゴールキック6本、PG7本を全て成功させるパーフェクトを達成した。

 95年、07年、19年に続き4度目の決勝だった南アは、決勝の勝率も100%を堅持。このうち19年大会を除く3大会はノートライで、全得点をキック(PGとDG)で稼ぎ頂点に立った。

 07年は2選手による得点で、ポラードは95年決勝で延長戦に勝ち越しDGを決めたジョエル・ストランスキー以来となる、1人で全得点をキックで挙げた選手となった。

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