【ラグビーW杯】NZが前半だけでイエローカード2枚目　ケーン主将が危険なタックルで

ラグビーW杯フランス大会決勝   ニュージーランドー南アフリカ （ 2023年10月28日    サンドニ ）

＜ニュージーランド・南アフリカ＞イエローカードを提示された後、ピッチを去るフランカーのサム・ケーン主将（AP）
Photo By ＡＰ

　ともに単独最多の4度目の世界一を争う決勝は、2大会ぶりの優勝を目指すニュージーランドのフランカー、シャノン・フリゼルが前半2分、不当なプレーでイエローカードを受けシンビン（10分間の一時的退場）となる波乱の幕開けとなった。さらに3―9と6点を追い掛ける前半28分には、フランカーのサム・ケーン主将も危険なタックルでイエローカードを受け、数的不利を強いられることになった。

　決勝でイエローカードが出たのは、フリゼルが15年大会のニュージーランドのバックス、ベン・スミス以来、2大会ぶり2人目。1試合で2枚出たのは史上初で、10度目の決勝で3枚のイエロー全てがオールブラックスという不名誉な記録が残ってしまった。