鍵山優真「ミス引きずらずに」89・80点でSP首位 2位佐藤駿、3位三浦佳生

[ 2023年9月23日 18:18 ]

<フィギュアスケート東京都選手権 男子SP>演技する鍵山優真(撮影・長久保 豊)
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 フィギュアスケート東京選手権の第2日が23日、ダイドードリンコアイスアリーナで行われた。男子SPで北京五輪銀メダルの鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)が89・80点で首位発進した。2位は佐藤駿(エームサービス・明大)で83・62点、3位は三浦佳生(オリエンタルバイオ・目黒日大高)で81・92点だった。

 冒頭の4回転サルコーで転倒。それでも、ルッツ―トーループの連続3回転、後半のトリプルアクセルを決め、スピンは最高のレベル4でそろえた。「4回転サルコーは6分間、公式練習でしっかりと調整していたつもりだった。本番で1発目のジャンプだからなのか、足の動きが小さくなってしまったのが原因」と自己分析し「その後、ミスひきずらずに決められて良かった」と振り返った。

 左足首故障の影響で昨季はシーズン序盤から欠場が続き、出場は全日本選手権のみ。今季は完全復活への途上で「そろそろノーミスしたい気持ちはある。ミスが続いてしまっている。今の構成でノーミスできるまでは、もっと練習たくさん積みたい」と語った。

 フリーに向けては「今日の原因は、既に反省し終えている。明日は反省を生かせるように、サルコーを落ち着いて跳んで、ロンバルディアでミスしたトーループも締められるように。しっかり落ち着いて、今まで以上の良い演技ができるように」と意気込んだ。

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