山縣亮太 10秒28全日本実業団は準V 桐生祥秀&飯塚翔太は決勝欠場 多田修平は予選で失格

[ 2023年9月23日 16:31 ]

陸上・全日本実業団対抗選手権第2日 ( 2023年9月23日    岐阜長良川競技場 )

決勝を終えてインタビューに応じる山縣
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 男子100メートル決勝が行われ、日本記録保持者の山縣亮太(セイコー)は10秒28で2位となった。東田旺洋(関彰商事)が10秒16で優勝。風はなかった。

 前日の予備予選から勝ち上がってきた山縣。結果を求めていただけに「意気込んできた大会。この結果には満足できない」と振り返った。

 東京五輪の約1カ月後、練習中に右膝の痛みを感じた。膝蓋(しつがい)炎と診断され、21年10月に骨棘(こっきょく)を取り除き腱を修復する手術を受け、昨季はレースに出場しなかった。

 迎えた今季、レースにも復帰し、明確に来年のパリ五輪を見据えている。

 「五輪の標準(10秒00)をどこかで切りたいと思っているので。10秒00をどこかで突破すれば(五輪に)出られると思っている。調子が良かった時の自分を超えていかないといけない。もう一度、競技人生のピークを持ってきたい」

 予選で10秒08を出した飯塚翔太(ミズノ)、10秒20を出した桐生祥秀(日本生命)は決勝を欠場。多田修平(住友電工)は予選でフライングにより失格となった。

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