新大関・豊昇龍が白星発進 カド番・貴景勝は取り直しの末黒星

[ 2023年9月10日 18:04 ]

<大相撲秋場所・初日>阿炎(右)をとったりで下した豊昇龍(撮影・藤山 由理)
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 大相撲秋場所は10日、東京・両国国技館で初日の取組を行い、新大関の豊昇龍(24=立浪部屋)は平幕の阿炎(29=錣山部屋)を下し、白星スタートを切った。カド番の大関・貴景勝(27=常盤山部屋)は北勝富士(31=八角部屋)との取り直しの一番にはたき込みで敗れ、霧島(27=陸奥部屋)は小結・翔猿(31=追手風部屋)につり出しで快勝した。

 豊昇龍は難敵・阿炎に立ち合いから攻められたが、土俵際で回り込んでとったりで勝利した。

 新関脇の琴ノ若は元大関の正代に寄り切りで完勝。名古屋場所で左上腕を負傷した朝乃山は関脇・若元春を寄り切りで下し、幸先良い白星を挙げた。

 横綱・照ノ富士は「腰椎椎体終板障害」「糖尿病」の診断書を提出して初日から休場。横綱としての休場は在位13場所で7度目となった。名古屋場所で新入幕ながら11勝を挙げる活躍を見せた伯桜鵬は左肩の状態が回復せず休場となった。8月31日に手術を受け、診断書には「復帰まで3カ月以上かかる見込み」と記されている。

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