【バスケW杯】ドイツ初優勝!日本撃破から無傷8連勝で世界の頂点に シュルーダーが28得点の大活躍

[ 2023年9月10日 23:40 ]

バスケットボール男子W杯決勝戦   ドイツーセルビア ( 2023年9月10日    フィリピン・モール・オブ・アジア・アリーナ )

W杯初優勝を果たし、トロフィーを掲げるドイツ代表の選手たち(AP)
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 バスケットボール男子W杯決勝が10日に行われ、ドイツ(世界ランキング11位)が一進一退の攻防を制し、セルビア(同6位)に83―77で勝利して、無傷8連勝で初優勝を飾った。

 ドイツは昨季までレイカーズで八村塁やレブロン・ジェームスとチームメートだったデニス・シュルーダ―(29=ラプターズ)を中心に初戦の日本戦を快勝すると、1次リーグ3連勝。2次リーグ最終戦となったスロベニア戦ではシュルーダーが24得点10アシストのダブルダブルの大活躍で無傷のまま2次リーグも首位通過。準々決勝ではラトビアの猛追をしのいで、5大会ぶりの4強入りを決めた。準決勝では米国との接戦を制して、無傷7連勝で史上初の決勝進出を決めた。

 決勝は一進一退の攻防が続いた。その中で前半はシュルーダーが今大会初のダンクシュートを決めるなど14得点を挙げながらも、47―47の同点で折り返した。

 第3クオーターの最初の得点をシュルーダーのレイアップシュートだった。チームは残り5分7秒から9―0のランで流れを掴んだ。69―57と12点リードでこのクオーターを終えた。

 第4クオーターもリードを守って、79ー77とリードしていた残り21秒でシュルーダーがドライブインからのレイアップシュートを決めて、史上初の優勝を決めた。

 チームトップは33分以上出場したシュルーダーが28点をマーク。今大会チームをけん引し続けたエースが最後まで輝き続けて初優勝へ導いて、大会MVPも獲得した。

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