【バスケW杯】ドイツ初Vか?セルビアの史上最多6度目Vか? 5度目となる“欧州決勝戦”の行方は…

[ 2023年9月10日 15:30 ]

FIBA公式X(@FIBA)から

 バスケットボール男子W杯は10日に大会最終日を迎え、決勝戦ではセルビア(世界ランキング6位)とドイツ(同11位)が激突へ。3位決定戦では米国(同2位)とカナダ(同15位)の“北米対決”で争われることになった。

 W杯決勝戦での欧州勢対決となったのは史上5度目。これまでには78年フィリピン大会のユーゴスラビア―ソ連(82―81)、90年アルゼンチン大会のユーゴスラビア―ソ連(92―75)、98年ギリシャ大会のユーゴスラビア―ロシア(64―62)、06年日本大会のスペイン―ギリシャ戦(70―47)と4度あり、ユーゴスラビアが欧州勢決勝で3戦全勝。旧ユーゴスラビアとしての成績を引き継ぐセルビアにとっては“追い風”となりそうだ。

 なお、67年ウルグアイ大会と74年プエルトリコ大会はともにソ連が優勝、ユーゴスラビアが準優勝。だが、2大会とも最終ラウンドでのリーグ戦の成績によって最終的な順位が決まる大会方式だったため、決勝戦そのものが行われていなかった。

 セルビアとドイツのW杯での対戦は過去一度のみ。10年中国大会の1次リーグでドイツが延長戦の末に82―81で勝利。欧州選手権では2度の対戦経験があり、セルビアが11、15年大会ともに勝利した。

 果たしてセルビアがユーゴスラビア時代も含め史上最多6度目の優勝を飾るのか、ドイツが悲願の初優勝を手にするのか。注目の“頂上決戦”は日本時間午後9時40分開始予定だ。

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