競泳日本代表・平井コーチにけん責処分 来年2月末までの代表活動自粛

[ 2023年9月7日 05:00 ]

平井伯昌コーチ
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 日本水連は6日、都内で常務理事会を開き、7月の世界選手権後に日本水連の強化方針に不満を示していた競泳日本代表の平井伯昌コーチ(60)にけん責処分を科した。競泳委員会は9月1日から来年2月末まで代表コーチ、競泳委員としての活動自粛を勧告。本人も受け入れ、23日開幕のアジア大会、来年2月の世界選手権などに同行しないことが決まった。

 平井コーチはメダル2個に終わった世界選手権の閉幕前に許可なくチームを離脱。その後も自身のSNSやスポーツ誌で内部事情を暴露するなどした。日本水連は倫理委員会を開き「プライバシーへの配慮」「責任行動義務」に反するとして処分を決定。金子専務理事は「本人も“SNSでの発信、代表チームの離脱に弁解の余地はない”と反省している」と説明した。平井コーチがリーダーを務めたパリ五輪強化プロジェクトチームの8月末での解団も常務理事会で承認された。

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