ソロ2大会連続2冠の乾友紀子「今のところパリは見えていない」

水泳世界選手権第9日 （ 2023年7月22日    福岡 ）

＜世界水泳　第9日目　エキシビジョン＞エキシビジョンに登場する乾（中央）（撮影・平嶋　理子）
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　アーティスティックスイミング（AS）のエキシビションが行われ、女子ソロ2冠の乾友紀子（32＝井村ク）が、日本チームや世界各国の選手たちとともに華麗な泳ぎを披露した。演技後に取材に対応。今後の去就について「考え中」と明言を避けた。

　ソロは非五輪種目。東京五輪後は離れているチームやデュエットに復帰してで来夏のパリ五輪を目指す選択肢もあるが「考えたことはあるが、今のところはパリは見えていないかな」と明かした。

　乾は12年ロンドン五輪から3大会連続で五輪に出場。16年リオデジャネイロ五輪ではチーム、デュエットの2種目で銅メダルを獲得した。

　東京五輪後はソロに専念し、昨年の世界選手権ブダペスト大会でテクニカルルーティン、フリールーティンの2冠を達成。自国開催の今大会を集大成の舞台と位置づけ、09、11年大会のナタリア・イシェンコ（ロシア）に続いて史上2人目となる2大会連続のソロ2冠を成し遂げた。