新入幕V王手の伯桜鵬、千秋楽は豊昇龍と3敗同士の直接対決!北勝富士は錦木と 優勝争いは3人に絞られる

[ 2023年7月22日 19:03 ]

<大相撲名古屋場所14日目>北勝富士(右)と激しくぶつかる伯桜鵬(撮影・椎名 航)
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 日本相撲協会は22日、大相撲名古屋場所(ドルフィンズアリーナ)千秋楽の取組を発表した。

 14日目を終えて優勝の可能性を残しているのは11勝3敗の関脇・豊昇龍(24=立浪部屋)、平幕・北勝富士(32=八角部屋)、新入幕の伯桜鵬(19=宮城野部屋)の3人。伯桜鵬は豊昇龍と直接対決、北勝富士は4敗の東前頭筆頭・錦木(32=伊勢ノ海部屋)との対戦が組まれた。3敗対決が組まれたため優勝争いは3人に絞られ、いずれの場合も初優勝となる。

 昭和以降最速タイの所要3場所で新入幕を果たした伯桜鵬が優勝すれば、優勝制度確立の1909年夏場所以降、1914年夏場所の両国以来109年ぶりの新入幕Vの快挙。所要3場所での新入幕での優勝はもちろん最速で、初土俵から15場所目で優勝した昭和以降1位の輪島の記録を大きく更新する。2003年8月22日生まれ、19歳11カ月の伯桜鵬が賜杯を手にすれば、史上最年少19歳5カ月だった1992年初場所の貴花田以来、31年ぶりの10代優勝となる。

 豊昇龍は大関昇進目安の3場所合計33勝にあと1勝としており、伯桜鵬との3敗対決に勝てば大関獲りにも近付くことになる。

 14日目に6勝6敗2休で負け越しが決まった新大関・霧島は結びで小結・阿炎と対戦。7勝4敗3休で千秋楽に勝ち越しをかける元大関の朝乃山は関脇・若元春と、関脇・大栄翔は平幕・隆の勝とそれぞれ対戦する。 

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