天才ゴルフ少女の須藤弥勒、22年日本女子アマ覇者、21年日本ジュニア選手権覇者と強化合宿

[ 2023年7月4日 04:50 ]

笑顔でラウンドする(左から)須藤弥勒、萩生田みらん、寺岡沙弥香
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 史上初めてジュニア4大メジャーを制覇し「天才ゴルフ少女」と呼ばれる須藤弥勒(11=ゴルフ5)が昨年の日本女子アマ覇者である寺岡沙弥香(20)、21年の日本ジュニア選手権(女子12~14歳の部)覇者の萩生田みらん(17)と茨城のゴルフ5サニーフィールドで合宿を行ったことが分かった。

 弥勒は「国内のアマチュアの試合には出ていないので日本のトップクラスと練習できて本当に良い経験となりました。寺岡のお姉ちゃんはとにかくパワフルだし、セカンドショットの精度は高い。みらん姉ちゃんはとにかくまとまったゴルフでチッピングの入りの角度が素晴らしいです」と笑顔いっぱいで話した。

 一方で日本のトップアマを唸らせたのが弥勒のショートゲームだった。6月の宮里藍サントリー・レディースでもローアマに輝いた寺岡は「ショートゲームは私が回ったことのあるほとんどのプロよりうまく、淡々と打つ雰囲気はこの間、回らせて頂いた不動(裕理)さんに似ています」とレジェンドを引き合いに出した。

 日本ジュニア選手権覇者の萩生田は「とにかくパターがうまい。確実に1、2ピンの距離は入れてくるので本当に怖い選手です」と弥勒の技量を称賛していた。

 父・憲一さんは「日本のトップアマに揉んで頂いて本当に光栄です。明白な課題も見つかりましたし、来年のプロデビューに向けて、足りないところが再確認できたので喜んでいます」と合宿の成果を喜んだ。JLPGAでのデビューまで1年、不退転の決意で進む、天才ゴルフ少女から目が離せない。

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