中島啓太67で18位　連続トップ10入りストップ「最後までグリーン上のタッチがつかめなかった」

男子ゴルフツアー　長嶋茂雄招待セガサミー・カップ最終日 （ 2023年7月2日    北海道　ザ・ノースカントリーGC＝7178ヤード、パー72 ）

＜長嶋茂雄招待セガサミーカップ・最終日＞2番、ティーショットを放つ中島啓太（撮影・藤山　由理）
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　25位で出た賞金ランク1位の中島啓太（23＝フリー）は67で回り13アンダーの18位に入った。

　連続トップ10入りは5週連続で止まったが、中島は「トップ10を意識しながらプレーした。それはかなわなかったが、バーディーが取れたので良かった」と達成感をにじませた。

　序盤はチャンスを生かせなかったが、4番で10メートルのロングパットをねじ込み、最初のバーディーを奪うと、7番と9番でも伸ばした。

　パー3の12番で唯一のボギーを叩いたが、13番から3連続バーディー。14番は3メートル、15番は5メートルのバーディーパットを沈めた。
　トップ10入りを逃した原因について「今週は最後までグリーン上のタッチがつかめなかった」と分析した。

　ホールアウト後には、同組で回った谷原秀人に「僕のタッチの出し方どう思いますか」と助言を求め、パットの名手から「タッチが合わない週はどうしても合わないものだよと」と言われたという。

　中島は今後に向けて「ストロークとボールのスピードが合うようなイメージを出そうと思う。100ヤードのショットと同じような感覚でカップの周りにボールを集めるような練習をしたい」と話した。

　次戦は全英オープン（20日開幕、英国）。「洋芝で順目、逆目でアイアンの入れ方が変わってしまったので、基本的な練習に戻してリセットしたい。2週間あるので、しっかりとした食生活で体も整えたい」とメジャーに向けて準備を進める。