霧島が佐渡ケ嶽部屋で14番“大関仕様”の申し合い初体験「一生懸命取らないといけない」看板力士の自覚

[ 2023年6月28日 14:27 ]

佐渡ケ嶽部屋で琴勝峰(左)らと申し合い稽古を行った霧島(撮影・前川 晋作)
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 大相撲の新大関・霧島(27=陸奥部屋)が28日、名古屋市西区の佐渡ケ嶽部屋に出向いて14番の申し合い稽古を行った。

 小結・琴ノ若(25)、幕内・琴恵光(31)琴勝峰(23)、出稽古に訪れた錦木(32=伊勢ノ海部屋)の4人を相手に連続で14番取って計11勝3敗。得意の左四つからの攻めや右半身からの下手投げ、さらには突き放して一気に前に出る相撲など幅広い取り口を試しながら汗を流した。

 “大関仕様”の申し合い参加は初体験だった。通常の申し合い稽古は勝ち残り方式で、勝負がつくとすぐ勝った力士に指名してもらおうと土俵周りにいる大勢の力士がアピールしていく。しかし、横綱や大関が土俵に入った場合は少し異なり、勝ち負けにかかわらず残って次の相手を指名していくスタイルが一般的。同じ相手と連続で数番ずつ取り続けるなど、その時に取りたい相手、取りたい番数を自分で決めることができる。これまで出稽古や巡業では積極的に早めに土俵に入って番数をこなしていたが、この日は幕内力士の申し合いが始まってから約20分後に悠々と登場。琴勝峰、琴恵光、錦木、琴ノ若と番付の下から順に指名していった。「後から(土俵に)入るので一生懸命取らないといけないですね。自分で(相手を)決めて、ちゃんと取りますね」。稽古場でも大関らしい振る舞いを見せ、看板力士としての自覚をにじませた。

 夏場所後はモンゴルへの里帰り、荒汐部屋の長野・下諏訪合宿参加を経て名古屋入り。関取衆と肌を合わせるのは、合宿で関脇・若元春(29=荒汐部屋)と三番稽古を行って以来9日ぶり。「久しぶりに稽古して、ここから力を戻してやっていこうかな」と今後も上位陣がいる部屋へ出向く意向を示した。新大関として臨む名古屋場所(7月9日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)へ向け「自分の相撲を考えていくのが一番。(プレッシャーは)先場所よりはないと思う」と平常心で臨む。

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