八村「申し訳ありません」 W杯欠場を発表 来季NBAでのプレー準備を優先

[ 2023年6月28日 04:44 ]

男子W杯を欠場することが発表された八村

 日本バスケットボール協会は27日、22~23年シーズンにNBAレーカーズなどでプレーした八村塁(25)が、男子W杯(8月25日開幕、日本、フィリピン、インドネシアの3カ国共催)を欠場すると発表した。八村は今オフにフリーエージェントになり、23~24年シーズンの所属先は未定。契約面も含め、来季のNBAに向けた準備を優先したいという本人の意向を受け入れた。

 
 日本協会は19日に発表したW杯日本代表候補メンバーに八村の名前を入れ、本人や代理人と参戦可否を協議してきた。最終的にNBAのキャリアを優先する八村側の意向を尊重し、招集を断念。八村は協会を通じ「W杯を楽しみにしていてくれていたファンの皆さまには申し訳ありません。とても難しい判断でした。今後の自分のNBAキャリアを考慮し、このように判断を致しました。来シーズンに向けてこの夏はトレーニングに集中し、体のコンディションを整えさせていただきます」とコメントを出した。

 22~23年シーズンの八村は1月にウィザーズからレーカーズに移籍。主にベンチから出て流れを変える役割を担い、プレーオフ西カンファレンス決勝進出に貢献した。今季日程を終えたのは5月22日。オフはフリーエージェントとなり、来季所属は決まっていない。心身の負担が大きいW杯を回避し、新シーズンの準備を優先した形だ。東京五輪の影響で調整が遅れて前半戦を棒に振った21~22年シーズンの経験も決断を後押ししたもようだ。

 日本(世界ランキング36位)はW杯1次リーグでドイツ(同11位)、フィンランド(同24位)、オーストラリア(同3位)と対戦。アジア最上位になれば24年パリ五輪出場権を得る。26日には都内で合宿をスタート。ホーバス監督は八村の決断について「一緒に戦えないことは非常に残念」とした上で「現在の代表候補選手に大きな期待を抱いている」とコメントした。女子日本代表を率いた東京五輪ではエース渡嘉敷を故障で欠きながら銀メダル。インサイドの軸を欠いて世界に挑む構図は2年前と似ている。W杯開幕まで約2カ月。看板選手の欠場を乗り越え、ビッグサプライズを狙う。

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