古江彩佳 2アンダー69の好発進「この難しいコースでアンダーはうれしい」全米女子プロ選手権

[ 2023年6月23日 07:06 ]

米女子ゴルフツアー 全米女子プロ選手権第1日 ( 2023年6月22日    米ニュージャージー州 バルタスロールGC=6621ヤード、パー71 )

14番、ティーショットを放つ古江彩佳(AP)
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 米ツアー1勝の古江彩佳(23=富士通)が3バーディー、1ボギーの69で回り、2アンダーと好発進を決めた。ホールアウト時点で暫定2位。直近5試合のうちトップ5が3度と勢いのある23歳が、メジャーの舞台でも好調ぶりを発揮している。

 今季の勢いは本物だ。ここまでのツアー12戦のうち、トップ5は実に5度を数える。ただし、勝利はまだつかめていない。そこで古江は考えた。最後のピースは何なのか――。「最終日に悔しい終わり方で、パットを打ち切れていないから勝ちきれない」。この自己分析が、メジャーでの好スタートにつながった。

 「今週に入って意識しているのは、パットをうまく打ちきるということ。ロングパットも入ったりして、初日にしてはよくできた。この難しいコースでアンダーを出せたのは凄くうれしい」

 出だし1番は第2打がグリーン奥にオーバーし、ボギーが先行する。しかし、雨の影響で球にスピンがかからなかったと冷静に分析。「自分のせいではない」と切り替えた。4、6番のバーディートライは、いずれもカップをオーバーさせた。これで流れを作り、7、10番でのバーディーにつなげる。ハイライトは12番。12メートルのバーディーパットをピンのど真ん中当てて沈め、この時点で単独トップに立った。

 米ツアー本格参戦2年目。好調を維持できているのは、自己管理のたまものだ。1年目の昨季はほぼ初めて回るコースだったこともあり、月曜日から練習ラウンドを行うことが多かった。そのルーティンを今年は柔軟に運用。移動日の月曜日を基本的に休みにし、ゴルフをしない日を作ったという。「体力面でうまくキープできているから、試合の中でも頭をうまく使えている」と明かした。

 実は今大会、コースまでの道中でテンションが上がるできごとがある。期間中、選手の移動用で貸し出されるオフィシャルカーがアメリカを代表する高級車、キャデラック。大ファンの浜崎あゆみが以前、自身のSNSに載せていたのを見たことがあり、「あゆの車なんでうれしいです」と声を弾ませた。

 昨年8月のスコットランド・オープン以来の米ツアー2勝目が、初のメジャータイトルとなるか。23歳は「しっかりまた明日も集中してイーブン、アンダーで回れたらいいなと思います」といつも通り、冷静に、第2日を見据えた。

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