錦織 逆転勝ちで8強 尻上がりに調子上げ圧倒「後半はやりたい放題だった」

[ 2023年6月17日 04:33 ]

男子テニスカリビアン・オープン第5日 ( 2023年6月15日    米自治領プエルトリコ・パルマスデルマール )

シングルス2回戦に勝って8強入りした錦織圭
Photo By 共同

 故障離脱から復帰して21年10月以来の公式戦に出場している錦織圭(33=ユニクロ)が2戦目となったシングルス2回戦で、世界258位のミッチェル・クルーガー(29=米国)に4―6、6―3、6―2で逆転勝ちし、8強入りした。試合時間は2時間19分。16日(日本時間17日)の準々決勝では、世界254位のアダム・ウォルトン(24=オーストラリア)と対戦する。

 試合開始から3ゲーム連続で失う厳しい立ち上がり。第1セットを落とした錦織だが、徐々にギアを上げた。第2セットを奪い返すと、最終セットは開始から4ゲームを連取するなど圧倒。気温29度、湿度80%超の厳しい環境下でフルセットにもつれる熱戦を制し「最初は我慢のプレーができなかったが、後半はやりたい放題だった」とうなずいた。

 1回戦に続き、ストローク戦では格の違いを示した。1、2回戦は中1日空いたが、決勝まで進めば、この日から4日連続の試合となるだけに、課題は体力面。「ストレートで勝つに越したことはないが、こういう試合をものにして自信はついていく」とした上で「グランドスラムの準決勝が終わったぐらい疲れている。信じられない」と苦笑いした。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2023年6月17日のニュース