カナディアン・オープンでニック・テイラーがツアー3勝目 カナダ生まれの選手の優勝は109年ぶり

[ 2023年6月12日 11:09 ]

カナディアン・オープンで優勝したニック・テイラー(AP)
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 米PGAツアーのRBCカナディアン・オープンは11日、オンタリオ州トロントのオークデールCC(7264ヤード、パー72)で最終ラウンドを行い、プレーオフ4ホール目(18番・パー5)でニック・テイラー(35=カナダ)がツアー自身最長となる22メートルのパットを沈めてイーグルを奪取。17アンダーの271で並んでいたトミー・フリートウッド(32=英国)を退けてツアー3勝目を飾った。

 テイラーはマニトバ州ウィニペグの出身。カナダ国籍の選手がカナディアン・オープンで優勝したのは1954年のパット・フレッチャー以来、69年ぶりとなった。

 ただしフレッチャーは英国出身。カナダ生まれの選手によるカナディアン・オープン制覇は1909年と14年に優勝したカール・ケファー(オンタリオ州トッテナム出身)以来、実に109年ぶり史上2人目で、テイラーの優勝が決まるとアダム・ハドウィン(35=12位タイ)、コーリー・コナーズ(31=20位タイ)、マーク・ウィアー(53=52位タイ)といったカナダ出身の選手が駆け寄ってテイラーを祝福していた。

 なお今年のこの大会にはアマとプロを含め、カナダ出身の選手が21人出場していた。

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