“はりひな”2大会連続銀メダル 前回決勝と同じ中国ペアに0―3完敗 張本智「100点にはまだ遠い」

[ 2023年5月27日 04:30 ]

卓球世界選手権個人戦第7日 ( 2023年5月26日    南アフリカ・ダーバン )

混合ダブルス決勝で中国ペアに敗れた張本智和(右奥)、早田ひな組
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 混合ダブルス決勝で、前回大会2位の張本智和(19=智和企画)、早田ひな(22=日本生命)組が前回王者の王楚欽(オウ・ソキン、23)、孫穎莎(ソン・エイサ、22)組(中国)に0―3で敗れ、2大会連続の銀メダルに終わった。

 因縁の相手に“はりひな”が返り討ちにされた。ここまで粘りも見せて勝ち上がってきた張本、早田組だったが、世界ランク1位の王楚欽、孫穎莎組に対して第1ゲームは競りながらも6―11。第2ゲームは2―11と圧倒され、第3ゲームも押し切られた。銀メダルを首にかけた張本智は「悔しい。試合内容も良くなかった」と残念がった。

 21年11月に開催された前回大会も、同じ中国ペアにストレート負けを喫した。あれから約1年半が経過。「中国人選手を乗り越えて金メダルを獲れるようにしたい」と早田が言えば、張本も「混合は金メダルが目標」と話してきた。リベンジを誓い、頂点を目指していただけに悔しさが募った。

 この種目で日本勢3大会ぶりとなる金メダル獲得にはあと一歩届かなかった。来年のパリ五輪では東京五輪の水谷、伊藤組に続く金メダルを目指しており、張本智は「100点にはまだ遠い。いつかリベンジしたい」と巻き返しを誓った。

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