アメフト立命大 QB庭山の安定感とRB蓑部の勢いで「宿敵」京大に快勝

[ 2023年5月27日 14:57 ]

関西学生アメリカンフットボール春季シーズン   立命大34-12京大 ( 2023年5月27日    宝が池球技場 )

<京大ー立命大>ボールをキャリーする立命大RB蓑部
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 立命大QB庭山大空(4年)の安定感は群を抜いている。秋への試金石となる京大戦。派手さはなくても、落ち着いたプレーで、確実にドライブを進めた。第1Q4分53秒にWR大野光貴(3年)へ先制のTDパス。同8分59秒にWR有馬快音(1年)、第2QにRB蓑部雄望(1年)、WR藪田英彦(2年)と、それぞれ違うターゲットに4本のTDパスをヒットさせた。前半だけでお役御免。最終学年に賭ける思いがあるから、満足感など少しも見せない。

 「練習と同じミスが出たり、練習でできたことができなかったりで、点数にするなら40点のデキ。出た課題をしっかり見つめ直して、秋につなげたい」

 通常リーグ戦が復活した昨年は、関大、関学大に敗れて、リーグ3位。かつての常勝軍団は、ついに7年間、聖地から遠ざかる屈辱をかみしめている。庭山も最終学年。「4年生として、背負うべきものは背負っていきたい」。短い言葉に、決意が潜んでいた。

 挑戦者として迎える23年シーズン。「壁」を打ち破るために必要な勢いを持つプレーヤーも台頭してきた。3本目のTDパスをキャッチした蓑部だ。春のシーズンは全6試合に出場。相手の意表をつくランだけでなく、レシーバーとしての素質も頼もしい。「(24ヤードの)長いパスをキャッチしたのは大学で初めて。ボールを取るのが好きなのでうれしい」。昨年のクリスマスボウル(高校選手権決勝)を制した佼成学園のエースランナー。フィジカル面の課題はあっても、エース山嵜大央(3年)に続く存在としてクローズアップされている。

 夏を思わせる日差しが届く古都で、本番でも要注意マークの京大を一蹴。王座奪回のシナリオに、ここまで狂いはない。

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