サンズが3戦目で初勝利 ブッカーとデュラントで計86得点 ナゲッツのヨキッチはトリプルダブル

[ 2023年5月6日 14:36 ]

47得点をマークしたサンズのブッカー(AP)
Photo By AP

 西の第4シードとなっているサンズは5日、地元フェニックス(アリゾナ州)で準決勝シリーズ第3戦に臨み、第1シードのナゲッツを121―114(前半67―52)で退けて1勝2敗。第2Q途中で16点をリードしながら第3Q終盤で3点差のビハインドとなってしまったが、出だしから連続9点を入れた第4Qを31―26で制して3戦目で初白星を挙げた。

 第2戦で左脚の付け根を痛めたガードのクリス・ポール(37)が欠場したが、デビン・ブッカー(26)が42分の出場で47得点をマーク。これは1回戦(対クリッパーズ)の第5戦に続くプレーオフ自己最多記録(3回目)に並んだ。ブッカーのレギュラーシーズンでの平均は27・8得点だったが、今ポストシーズンの8試合では36・9得点に上昇。この日はフィールドゴール(FG)を25本中20本(うち3点シュートは8本中5本)成功させて1回戦(2回)を含めて3回目の40得点突破を果たした。

 ケビン・デュラント(34)も43分の出場でフリースローを16本中14本沈めて39得点。「チーム総得点+FG試投数+FG成功数」の「71・0%+58・9%+72・9%」をこの2人だけで占めており、出場10人のうちブッカーとデュラント以外の最多得点者はキャメロン・ペイン(28)とT・J・ウォーレン(29)の「7」だった。

 ナゲッツは第3Qを36―23として猛追。第4Qも終盤まで粘ったが、試合を再度ひっくり返すまでにはいたらなかった。

 センターのニコラ・ヨキッチ(28)は30得点、17リバウンド、17アシストで今ポストシーズンで3回目のトリプルダブル。ジャマール・マーリー(26)も32得点を稼いだがあと一歩およばなかった。

 プレーオフでのこのカードは21年の地区準決勝以来、通算5回目。過去4回の対戦ではサンズが3回シリーズを制している。

続きを表示

この記事のフォト

2023年5月6日のニュース