宇野昌磨「今年はいろんな面で新たな挑戦」コラントッテのイベント参加

愛犬のエマちゃんを抱きかかえながら、トークする宇野昌磨
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　フィギュアスケート男子で世界選手権2連覇の宇野昌磨（トヨタ自動車）が6日、名古屋市の中京テレビ本社で行われた磁気健康ギア「コラントッテ」のトークイベントに参加した。

　今季について「この1年はやること全てやれたシーズン。自分がやるべきことを正確に見極めてできた」と話し、来季のテーマについては「新」と設定。「ジャンプ中心よりも何を表現したいか中心でプログラムをつくりたい。心持ちを変える」と話した。
　誰かの背中を追う日々から「完全に自分との戦いにシフトチェンジされた1年だった」という。自分は何を表現できるかを深く考え始め、宇野は「ずっと表現という部分をジャンプの二の次にしてきた。ジャンプも頑張りたいけど、表現というのもいいかげん手を加えたい。（表現は）ジャンプのつなぎでしかないという演技をずっとしていた。その中でも最低限やろうとしていたけど、たくさんショーがあるのでいろんな表現を見つけられたら」と意欲的に語った。

　オフシーズンは競技で使うプログラムを熟考しつつ、8月から始まるアイスショー「ワンピースオンアイス」に注力していくという。「（自分自身の）プログラムを見たいか」という物差しに照らすと「過去に滑ってきたプログラムで自分が好きだと思えるプログラムにまだ出合えていない」と明かす。「何度も滑り込んでいくにあたって、自分が好きだと言えるプログラムになれば」と前向きだった。