照ノ富士 両膝のケガと「糖尿病」で4場所連続休場 直前まで稽古も出場には至らず

[ 2023年3月10日 11:30 ]

錦富士(左)と三番稽古を行った照ノ富士
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 日本相撲協会は10日、春場所(12日初日、エディオンアリーナ大阪)の取組編成会議を開き、初日の幕内と十両、2日目の幕内の取組を発表した。

 横綱・照ノ富士(31=伊勢ケ浜部屋)は4場所連続休場となった。前日の稽古では幕内・錦富士と宝富士を相手に相撲を取るなど調整を進め、この日も朝稽古に姿を現したが、出場には至らなかった。

 昨年秋場所を途中休場し10月に手術。その原因となっていた「両変形性膝関節症」に加え、提出された診断書には「糖尿病」の病名も書かれているという。照ノ富士は以前、重い糖尿病に苦しんで大関から序二段まで番付を落とした経験がある。多くのファンが待ち望む完全復活へ、両膝のケガに加え持病の再発も心配される。

 先場所に続いて横綱1人、大関1人の番付。照ノ富士の休場により、今場所も看板力士は綱獲りに挑む大関・貴景勝(26=常盤山部屋)ただ一人となった。

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2023年3月10日のニュース