男子はSHIGEKIXが3連覇「ブレイキンの象徴になりたい」女子はAYUMIが連覇　日本選手権

ブレイクダンス全日本選手権最終日 （ 2023年2月19日    東京・代々木第2体育館 ）

＜第4回全日本ブレイキン選手権＞オープン男子決勝、優勝を果たすShigekix（撮影・会津　智海）
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　決勝トーナメントが行われ、男子は昨年世界選手権準優勝の半井重幸（20＝ダンサー名SHIGEKIX）が3連覇を達成した。昨年3位の岡田修平（33＝SHADE）が準優勝。菊地教稔（36＝NORI）が3位に入った。SHIGEKIXは優勝の瞬間、顔をタオルで覆い涙。「これでまた強くなった。ブレイキンの象徴のような存在になりたい」と力を込めた。

　女子は昨年世界選手権3位の福島あゆみ（39＝AYUMI）が2連覇を成し遂げた。昨年の世界選手権を制した湯浅亜実（24＝AMI）は2年連続の準優勝。SHIGEKIXの姉・半井彩弥（25＝AYANE）が3位に入った。AYUMIは「本当にうれしい」と涙。「ブレイキンは本当に素敵なカルチャーであり、スポーツ。もっと多くの人に知ってもらえたらありがたくうれしいです」と語った。

　男女とも決勝トーナメントに出場した8選手が23年度の強化選手に内定。パリ五輪代表争いに関わる国際大会へ優先的に派遣される。パリ五輪の出場枠は男女各16人で、各国・地域から最大2人。今年9月の世界選手権（ベルギー）の優勝者が出場内定1号となり、5枠は大陸別の大会、残りはIOCが導入する予選シリーズなどで決める。