花園は開幕6連敗…5試合連続50失点以上 フィフィタ「いいところがなかった」

[ 2023年1月28日 16:40 ]

ラグビーリーグワン第6節   BL東京(勝ち点20) 60―14(前半31―7) 花園(勝ち点1) ( 2023年1月28日    東京・秩父宮ラグビー場 )

<BL東京×花園>劣勢の中、厳しい表情を見せる花園CTBフィフィタ
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 BL東京(旧東芝)が花園(旧近鉄)に9トライを浴びせて60―14で快勝し、2連勝で今季4勝目(2敗)を挙げた。最下位の花園は開幕6連敗となった。

 花園は前半2分に先制トライを許したが、その後はディフェンスで相手反則を引き出すなど粘り、同15分まではスコアを許さなかった。だが、そこから反則を連発して自陣に追い込まれ、前半だけで4失トライ。前半28分にオーストラリア代表SHウィル・ゲニア(35)が1トライを返したものの、後半も15分までに4トライを奪われて大敗した。

 今季2戦目から5試合連続で50失点以上の大敗と状況は深刻だ。セットプレーで劣勢に立たされ、アタックでは接点でボールを継続できず無理に攻めてターンオーバー。ディフェンスでもフィジカル負けや左右に振られてギャップをつくられるシーンが目立ち、再三突破を許した。

 水間良武ヘッドコーチ(45)は「ディフェンスの1対1で負けてボールをつながれ、このスコアになってしまった。とにかくディフェンスをやり続けていくしかない」と話し、主将のフランカー野中翔平(27)は「不必要なペナルティーで自陣に入られている」と規律面の課題を指摘した。日本代表のシオサイア・フィフィタ(24)はCTBでフル出場もボールを手にする機会が少なく、見せ場はほとんどなし。「いいところがなかった。フィジカルのところで負けないようにしないといけない」と肩を落とした。

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2023年1月28日のニュース