【白鵬引退相撲】炎鵬「できればきれいな顔で…」右眼窩底骨折していた 師匠の晴れ舞台前に手術

[ 2023年1月28日 20:51 ]

断髪式で、宮城野親方(元横綱・白鵬)のマゲにハサミを入れる炎鵬 (代表撮影)
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 白鵬引退宮城野襲名披露大相撲が28日、東京・両国国技館で行われた。

 宮城野親方(元横綱・白鵬)の弟子の十両・炎鵬(28)が断髪式に参加。右目には痛々しい装具が施されていた。初場所11日目の取組中に右眼窩底骨折のケガを負っていたという。「親方に最後の良い報告ができたらと思って土俵に立ちました」と12日目以降も途中休場せず、惜しくも勝ち越しには届かなかったが7勝を挙げた。その後、27日に手術し、この日師匠の晴れ舞台に出席。「できればきれいな顔でもっと良い結果を報告できたらよかったけど、参加できたことはよかった」。取組には参加できなかったが、十両土俵入りと相撲甚句、断髪式に参加して盛り上げた。

 炎鵬は、17年に当時現役だった白鵬の内弟子として入門。最強横綱から直接指導を受けて実力をつけてきた。宮城野親方のことを「神様のような存在」と表現。「“相撲で負けることは死ぬことと一緒”と、土俵に上がったら鬼になる。その中で勝ち続けるのは本当に神に近い男なんだな」と憧れの眼差しで思いを語った。

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2023年1月28日のニュース