落合が新十両昇進決定!史上最速1場所で関取に 29歳・玉正鳳も昇進決定

[ 2023年1月25日 10:19 ]

落合
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 日本相撲協会は25日、春場所(3月12日初日、エディオンアリーナ大阪)の番付編成会議を開き、落合(19=宮城野部屋)と玉正鳳(29=片男波部屋)の新十両昇進が決まったと発表した。また、元幕内で右膝の大ケガから復活した友風(28=二所ノ関部屋)と幕内優勝経験のある徳勝龍(36=木瀬部屋)の再十両も決まった。

 “令和の怪物”落合は、幕下15枚目格付け出しデビューの初場所で7戦全勝優勝。幕下付け出し制度ができてから史上初となる所要1場所での新十両昇進が決まった。デビューから無敗のまま関取に昇進するのは、雅山(現・二子山親方)以来25年ぶり4人目。過去には昭和の大横綱・輪島や「平成の怪物」と呼ばれた大関・武双山(現・藤島親方)も同じ記録を打ち立てている。角界に旋風を巻き起こした歴代の“怪物”たちに続いた。

 玉正鳳はモンゴル出身で、兄弟子の幕内・玉鷲(38)の義弟にあたる。29歳11カ月(番付発表時)での新十両は、外国出身力士としては鬼嵐に次ぐ史上2位の高齢昇進。高島部屋に入門し、春日山部屋、追手風部屋、中川部屋、片男波部屋と4度も部屋を移籍した珍しい経歴を持つ。

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2023年1月25日のニュース