大栄翔が連日の好内容で5勝目 4関脇総なめに続いて小結1人目撃破 混戦のV争い首位に並ぶ

[ 2023年1月13日 20:42 ]

大相撲初場所6日目 ( 2023年1月13日    東京・両国国技館 )

<大相撲初場所・6日目>霧馬山(左)を押し出しで下す大栄翔(撮影・藤山 由理)
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 幕内・大栄翔(29=追手風部屋)が小結・霧馬山(26=陸奥部屋)を押し出して1敗を守り、5勝目を挙げた。

 頭で当たってから回転の良い突っ張りを繰り出し、霧馬山に下からあてがわれながらも差させずに前に出続けて攻めきった。「しっかり突きを当てられた」と会心の相撲内容に充実の表情。土俵下の佐渡ケ嶽審判長(元関脇・初代琴ノ若)は「よく手が出ている。良い時の本来の相撲ができている」と絶賛していた。

 これで4関脇総なめに続いて小結の1人目を撃破。得意の突き押しがさえ渡り「自分の相撲が取れている」という姿は、3大関2関脇2小結を初日から立て続けに破って最終的に初優勝を果たした一昨年の初場所と重なる。

 5日目まで全勝だった3人がそろって敗れたため首位に並んだ。序盤から混戦模様を呈している優勝争い。旋風を巻き起こした2年前の再現に期待がかかる。

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2023年1月13日のニュース