【高校ラグビー】報徳学園・植浦主将 エリート集団まとめ上げ準V「僕についてきてくれてうれしかった」

[ 2023年1月7日 17:53 ]

全国高校ラグビー大会決勝   報徳学園10―41東福岡 ( 2023年1月7日    花園 )

<報徳学園・東福岡>初優勝ならず、涙の報徳学園フィフティーン(撮影・北條 貴史)
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 決勝が行われ、報徳学園(兵庫)は10―41で東福岡(福岡)に敗れた。史上4校目となる高校3冠、そして兵庫県勢にとっての初優勝を目指したが、あと一歩届かなかった。

 チームを初の決勝進出に導いた主将・植浦慎仁(3年)は、部員からの推薦で自身初となる主将に抜てき。高校日本代表候補などが在籍するエリート集団をまとめることに最初は思い悩むことも多かったが、「僕についてきてくれてうれしかったです。あとは後輩に託したいと思います」と清々しい表情で話した。

 試合は、東福岡に終始フィジカルの差を突きつけられる展開。なかなか思うように自分のプレーが出来なかったものの、「がむしゃらさを出してチームを引っ張ろうと思ってました」と強い気持ちが揺るぐことはなかった。

 “打倒東福岡”を目標に掲げ、チーム一丸となって過酷な練習を乗り越えてきたといい、「ずっと東さんを見ていたので、東さんには感謝でいっぱいです」と時折、言葉を詰まらせた。

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2023年1月7日のニュース