ラグビー・イングランド代表のジョーンズHCが解任 15年W杯では日本を率い歴史的3勝

[ 2022年12月6日 20:36 ]

イングランド代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ
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 ラグビーのイングランド協会は6日、男子15人制代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC、62)を成績不振のため解任したと発表した。19年W杯日本大会では準優勝に導くなど手腕を発揮したが、今年はテストマッチで通算5勝1分け6敗と負け越し。来年のW杯フランス大会を前に、大きな決断が下された。

 オーストラリア出身のジョーンズ氏は母国代表やサントリー監督を経て、12年に日本代表HCに就任。厳しい指導で選手を鍛え上げると、15年W杯イングランド大会では当時世界ランキング3位の南アフリカを破るなど、歴史的3勝を挙げた。

 イングランド代表HCには15年末に就任し、初采配となった16年の欧州6カ月対抗では全勝優勝(グランドスラム)を達成。19年W杯日本大会では準優勝するなど実績を挙げたが、今秋の4試合では日本からの1勝にとどまるなど、成績不振で解任論が噴出していた。

 後任には日本代表やイングランド代表でもアシスタントコーチを務めていた、元同国代表主将のスティーブ・ボーズウィック氏が就任する見通し。イングランドは来年のW杯で日本やアルゼンチンと同じ1次リーグD組に入っている。

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2022年12月6日のニュース