蝉川 デビュー初戦V宣言!「優勝することしか考えてない」 日本人最短記録松山の2戦目を更新狙う

[ 2022年11月2日 05:10 ]

プロデビュー戦へ気合十分の蝉川
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 男子ゴルフのマイナビABCチャンピオンシップはあす3日、兵庫県加東市のABCゴルフ倶楽部で開幕する。今大会がプロデビュー戦となる蝉川泰果(21=東北福祉大)は1日、地元での初戦を前に「周りで応援してくれている人は優勝しか期待していないと思います。優勝することしか考えていません」と決意を語った。

 日本オープンで95年ぶりのアマチュアVと、史上初のアマによるプロ競技2勝目をマーク。日本ゴルフ協会のナショナルチームの仲間で、同学年の古江彩佳から祝福のメールも届いたという。「女子ゴルフは凄く人気がある。僕も負けたくない。男子を盛り上げていきたい」。前週の常陸宮杯全日本大学選手権を含め今週で3連戦。その間にクラブを握らなかった日はわずか1日で「体はぐちゃぐちゃです」と疲労で首や肩にハリを感じている。この日は9ホールを回っただけで練習グリーンで調整し、急きょトレーナーにケアを依頼した。

 ツアーデビュー戦Vなら、日本人最短記録の松山英樹の2戦目を更新する。さらに、9月のパナソニック・オープン、10月の日本オープンに続くツアー出場試合3連勝なら、尾崎将司、青木功らに並ぶ6人目の最長記録となる。「意識はしています。それをものにできたら格好いいですよね」。予選ラウンドは石川遼と昨年Vの浅地洋佑と同組となり「有名な選手と回れるのは光栄。それに満足することなく勝負できるように頑張りたい」と力強く言い切った。

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