伊藤美誠が笑顔の帰国 世界卓球など終え「攻めきる力が上がれば可能性ある」

[ 2022年11月2日 12:59 ]

関西空港に到着し、世界選手権の銀メダルを手に笑顔の伊藤
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 卓球女子世界ランキング5位の伊藤美誠(スターツ)が1日、中国で開催された世界選手権団体戦など3大会を戦い終えて関西空港着の航空機で帰国した。

 世界選手権団体戦ではエースとして4大会連続の銀メダル獲得に貢献。WTTチャンピオンズ・マカオ大会では4強、WTTカップファイナルズでは8強だった。9月下旬に出国してから1カ月以上の遠征だったため「試合も移動もたくさんして、前半のことはほとんど覚えていない…」と苦笑いを浮かべた。

 それでも、中国選手との対戦を重ねた日々を振り返り「楽しかった」と声を弾ませた。「いろんな選手と対戦できたし、何本も返ってくるのも楽しかった。3本、4本、5本と攻めきる力が上がれば全然、可能性があるなと思えたので。自分の成長できる部分だなと。少しずつだけど、成長しながら、また国内でも試合があるので。調整しながら成長してきたい」。改めて相手の強さを肌で感じつつ、自分の伸びしろにも気づけた遠征だった。

 しっかりと休む暇もなく、12~13日には「全農カップ・トップ32船橋大会」が控える。「1日、2日はしっかり休養して。食べて寝て、練習します。寝て、休養してご飯を食べないと、頑張れる源にならない。源をつくってから練習したい」と前を向いた。

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2022年11月2日のニュース