埼玉栄高相撲部から4人同時受検 岡野颯良と根岸康介は「憧れ」豪栄道の武隈部屋に入門

[ 2022年10月18日 21:40 ]

埼玉栄高3年で武隈部屋の根岸康介(左)と岡野颯良(撮影・前川 晋作)
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 大相撲九州場所(11月13日初日、福岡国際センター)の新弟子検査が18日、東京・両国国技館で行われ、受検した10人全員が体格基準(身長1メートル67、体重67キロ以上)をクリアした。内臓検査の結果に問題がなければ、九州場所初日に合格が発表される。

 埼玉栄高相撲部の3年生4人が受検した。今年の全国高校総体団体戦準優勝メンバー(準決勝から副将で出場)で昨年の関東大会115キロ級準優勝の実績を持つ岡野颯良(17)と、今年の全国選抜大会16強の根岸康介(17)の2人は武隈部屋に入門。ともに高校の大先輩である武隈親方(元大関・豪栄道)に憧れており「親方が丁寧に教えてくれるので」と武隈部屋を選んだ。

 岡野は兵庫県美方郡新温泉町出身。埼玉栄高の山田道紀監督の双子の弟である山田達也氏が指導する新温泉町立浜坂中で経験を積んだ。「大学行くよりもプロ行ってどこまでできるか試したかった」と、高校3年時にプロ入りを決めたという。

 根岸は埼玉県深谷市出身。「もともと相撲をやりたかったけど地元にやる環境がなかった」という。中2の夏に大宮西中へ転校し、埼玉栄相撲部の寮に住んで相撲を始めた。この日、新弟子検査を終えて「今まで栄(高校)のジャージーを着ていたけど、浴衣を着てお相撲さんになったんだな」と力士になる実感を込めた。

 全国選抜大会16強の三浦光太郎(18)は埼玉県川越市出身。狭山市でちゃんこ屋を営む本橋健一郎氏(元幕下・旧押尾川部屋)と三浦の父が知り合いだった縁で、現押尾川親方(元関脇・豪風)のもとに入門した。

 埼玉県川口市出身の鶴叶翔(17=藤島部屋)は今年の関東大会団体戦優勝メンバー(決勝トーナメント1回戦まで大将で出場)。7月には、根岸康介らとともに行方不明の小学生を保護して警察署まで送り届け、感謝状を受け取った。

 高校横綱の高山瞬佑(埼玉栄3年)も角界入りを希望しており、全日本選手権(12月4日、東京・両国国技館)後の来年初場所以降にデビューが見込まれている。高卒での大相撲入りをほぼ毎年輩出している同校相撲部から、今年度は5人以上も期待の力士が誕生しそうだ。

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