新体操イオンカップ20日開幕 ウクライナ代表オノプリエンコ「子供たちに頑張っていく力を与える演技を」

[ 2022年10月18日 18:57 ]

イオンカップ2022世界新体操クラブ選手権の会見に出席した(左から)岡田華英、海保結愛、山田愛乃、ソフィア・ラファエリ、ビクトリア・オノプリエンコ
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 イオンカップ2022世界新体操クラブ選手権(20日開幕、東京体育館)の出場選手合同記者会見が18日、都内のホテルで行われ、今年の世界選手権で個人総合金メダルを獲得したソフィア・ラファエリ(18=イタリア)、同4位のビクトリア・オノプリエンコ(19=ウクライナ)、同日本代表の山田愛乃(19=イオン)らが出席した。

 ロシアによる軍事侵攻が続く中、ウクライナの選手たちは国際体操連盟、日本体操協会などの支援で今月5日から群馬県高崎市に一時避難し、調整を進めてきた。オノプリエンコは「今、ウクライナは大変な状況だが、その中でも頑張って練習しているので、そのことを示したい。このような状況でも頑張って練習している子供たち、戦争によって練習ができなくなっている子供たちに勇気、頑張っていく力を与えるような演技をしたい」と意気込みを語った。

 この日は19歳の誕生日。日本で誕生日を迎えたことについては「温かくて幸せな気持ち。渡辺守成会長や体操連盟の方々に感謝したい」と話し、プレゼントとして欲しいものを問われると、「平和になること、戦争が終わることを願っている。そして、みんなが無事で元気でいることいを願っている」と話した。

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2022年10月18日のニュース