世界バレー日本女子の目標は8強以上 真鍋監督「ラッキーガールとなる選手が必要」

[ 2022年8月24日 18:33 ]

オンライン取材に応じたバレーボール女子日本代表の真鍋政義監督
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 バレーボール女子の世界選手権(9月23日開幕=オランダ、ポーランド)に向けて都内で合宿中の日本代表が24日、オンライン取材に応じ、5年ぶりに復帰した真鍋政義監督(59)は改めて8強以上を目標に掲げた。

 6~7月のネーションズリーグでは初戦から8連勝を飾ったものの、その後は5連敗と失速し、7位に終わった。今回の世界選手権は1次リーグで世界ランキング2位のブラジル、同4位の中国などと同組。指揮官は「我々の目標は3次リーグ進出。第1次リーグ、第2次リーグと非常に厳しいゾーンに入っているが、一致団結して、目標を達成できるようベスト尽くしていきたい」と表情を引き締めた。

 ネーションズリーグ後、鹿児島県の薩摩川内市で第5回国内合宿を実施。岡山市、姫路市で紅白戦4試合を消化し、この日からメンバー16人で第6回国内合宿をスタートさせた。海外勢の高さとパワーに対抗するため、スピードバレーを強化。真鍋監督は「スピードを速くしているので、その精度。セッターとの精度を高めていかないと世界の強豪チームと互角には戦えない。そして、我々にとってはサーブが大きなウエイトを占めている」と指摘し、今回の合宿にはサーブのスピードを計測するためスピードガンを持ち込んでいることも明かした。

 世界選手権では2010年の銅メダル以降、メダル獲得がなく、指揮官は「大きな大会になればなるほど、ラッキーガールとなる選手が必要」と、ラッキーガールの出現を熱望していた。
 チームは30日に事前合宿のため、オランダに向けて出発。合宿後にフランスでのパリ五輪プレイベントに参加し、9月19日に再び、オランダに移動する予定となっている。

 ▼第6回国内合宿参加選手は以下の通り(○数字は背番号)
 (2)内瀬戸真実(埼玉上尾)(3)古賀紗理那(NEC)(4)石川真佑(東レ)(5)島村春世(NEC)(9)小島満菜美(NEC)(10)井上愛里沙(久光)(12)籾井あき(JT)(15)林琴奈(JT)(19)山田二千華(NEC)(22)福留慧美(デンソー)(23)横田真未(デンソー)(25)小川愛里奈(東レ)(26)宮部藍梨(姫路)(30)関菜々巳(東レ)(37)宮部愛芽世(東海大)(1)佐藤淑乃(筑波大)

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